びびびのゲイ夫夫★絵日記

ひとつ屋根の下で暮らす男二人のマンガ絵日記

2007年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年06月

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雨で溶ける

雨で溶ける



僕はわりとプライベートの時に雨が降っていても全然平気で、仕事で出なくちゃいけない時は、荷物が多かったり、割とフォーマルな格好をしている時もあるので、後始末が大変だったりするから億劫だ。

Goさんは、それとは逆らしく「プライベートなのに、なぜ、わざわざ雨の降っている時に外に出なくてはいけない!?」と思うらしい・・・。


前に、朝まで一緒に呑んでいて帰るのが面倒くさくなったので、明け方近くにあるホテルに行ったのだけど、ちょうどその日は夕方からざんざか雨が降っていて、ホテルの前のタイル張りのところがすごく滑りやすくなっていた。

隣を歩いていたぐーさんがそのタイルに足を滑らせて大また開きで、転倒する姿を、僕はまるでスローモーションのように見ていたのだった。

なんだか唐突にそのことを思い出して、「ぐーさんが雨降りの日に外に出たがらない理由がなんとなくわかった気がする」と1人でニヤニヤしてしまった。


ところで、子供の頃、学研の科学の付録だったよく覚えてないけど「スパイセット」なるものがあって、その中に「水に溶ける紙」って物があったけど、あれってトイレットペーパーと原料がたぶん一緒だよね。・・・なんてこともついでに思い出してみたのだった。




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ブロークバック・マウンテン(1)

ヨノナカはGWだし、なにかひとつ「GWに家ですごすひとはぜひ見てね」というオススメDVDの感想文でも書こうと思ったのだが

なんか・・・・チョイスを間違えた気がする


ブロークバック・マウンテン


「60年代のアメリカ西部を舞台としたカウボーイ達の愛の物語」なのだけど、まず、この映画で一番よかったなあと思うのは「性描写がほとんどなかった」事だった。

なんでかって言うと、あえての地味描写(笑)によって、この映画のテーマというものが、よりくっきりと鮮明に浮かび上がっているような気がするからだ。


どうしても「ゲイが登場する映画」というのは、露骨で隠微でセンセーショナルな性描写とか、派手なドラァグ・クイーンとか、オネエ口調で喋り捲る人、というような、ごく一部の特殊なゲイばかりがクローズアップされるものが多いように思うから。

もちろん、そこにも「生活」や「人生」というものは描かれているわけだけれども、カムアウト(*1)してオープンに暮らしているゲイの人たちと、それ以外(こっちのほうが数が圧倒的に多い)のクローゼット(*2)なゲイの人たち、つまりこの映画における、イニスとジャックのような人たちのとでは、生き方、生活、苦悩みたいなものが全然違うのだと、僕は思う。

つまり、クローゼットな人たちというのは、それほど社交的でもなく、派手な暮らしをしたいという快楽主義者でもなく、ごくごくまっとうにコンパクトな人生を歩みたいと思っているのだ、でも、そこには「ゲイである」という深い溝と高い壁を、外と中に持って生きる事を余儀なくされてしまう。

それは、どういう事かというと、自分自身に対しては、本当の自分と外向きの自分の間に溝があって自己肯定をする事ができないし、社会に対しては本当の自分を隠すために高い壁を持っていてコミュニケーションが上手くいかなくなる、という非常にイタイ状況なのだ。


特に、アメリカのように地域によっては8割以上が「同性愛を罪」と規定するキリスト教徒が暮らしていて、日本のように「同性愛はないことになっている」のではなく、むしろ、アグレッシブなキリスト教徒の人たちに迫害されたり、下手したら殺されかねない状況があるわけで、

だから、小さくても幸せな生活が欲しかったジャックの「一緒に農場をやろう」という夢は、子供の頃の「同性愛に関するトラウマ」を持っていたイニスによってかなえられる事がなかったのだ。


その上、イニスの優柔不断さゆえに、周りにいる全ての人を不幸に巻き込んでいったわけだから、そこは見ていて腹が立って仕方がなかった。「ゲイとして」とか「男として」とか、よりも前に「1人の人間として」その生き方には共感もできないし、同情も出来ないし、自分でも言っているように、彼は本当の「負け犬」なのだ、と思う。




・・・なんだかコレを読んだ人が、だんだん見る気がなくなってきたのではないかと、ちょっと心配になってきたのだけど、男の人とか女の人がこの映画をみたらどういう風に思うのか興味があるので、よかったら感想文などをメールで送ってください。


長くなってきたので、続きます。





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*1 カムアウト(カミングアウト):coming out of the closet たんすの中から出る、つまり、ゲイである事を公言するという事

*2 クローゼット:in a closet たんすの中、つまりゲイである事を隠して生きていること




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守銭奴

お金について


僕は基本的に「雨風がしのげて、きちんと仕事ができて、たまに美味しいものが食べられればそれでいいや」という小市民的スタンスで生きているので、なんとなく考えていたようで、実はそれほど真剣にお金とか税金の事を考えてこなかったように思う。

「お金の事を細かくアレコレ言ったりするのは、なんだかみっともない」という意識もどこかにあるのかもしれないし、それに、国の財政に関する難しい資料なんかを読んでみたりすると、キリキリと頭が痛くなってくるからだ。

このあと、さらに住民税やら国民保険税やら払うのかと思うと、さらに頭が痛いけれども、現実から目をそむけたりせずに、僕はこれからは毎日毎日お金のことばかり考えて生きていこうと思うのだった。


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長くなってしまったので、続きは↓にあります。

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ブロークバック・マウンテン(2)

今日のエントリーは「ブロークバック・マウンテン(1)」の続きです。

ブロークバック・マウンテン2



「愛情表現がなんとなく暴力的・・・」と思ったのは文字通り「殴り合ってる」とかそういう事だけではなくて、もっと感覚的なもので

例えば、最後の最後まで、特にイニスが「肉体だけではなく、心も結び合わさっている」という事実を受け入れられなかったために、結局、肉体同士がぶつかりあう事でしか愛を確かめられなかった、それから、ストーリーの前半で2人が初めてヤってしまうあたりが、唐突すぎだった事と、その内容(笑)があんまりだったので、そういったあたりが僕には「なんとなく暴力的」と感じたのだと思う。


男はどうしても「性欲」というものが、生きていく上でのプライオリティーの上位に来てしまいがちで、それは、たくさん「種」を植えなくてはいけないという動物的本能なのだろうと思う。

男女だと種まきと収穫におけるタイミングとか、バランスがまた違ってくるのだろうけれども、男2人の性欲のベクトルが、ぴったり同じ方向を向いてしまうと、ものすごい勢いで種を蒔きながら突っ走ってしまうわけだ。だから、そういう風に考えると2人がいきなり盛り上がっちゃったシーンが、なんとなく「そうかもしれない・・・よね」と思えるかも。


あまり細かい事を色々と書いていくとネタバレになっちゃいそうなので、最後に一つだけ。

2人がそれぞれ結婚して子供を作り、家庭を持ったという点が、なんだかどうしてもひっかかるのだ。それはもちろん、育ってきた環境や社会的な背景もあった、という事はわかる。

「そうだと知れたら殺される」という状況ではない現在の日本においても、カモフラージュのために結婚している人たちがたくさんいる(と推測される)わけだし、「愛」より「家庭」をとって結婚する人もたくさんいるのだろう。

ただ、どうしても、イニスとジャックの2人が純粋な同性愛者であり「これは同性愛を扱った映画なのだ」と単純に言い切れないような気がしてきてしまう。


そもそも「同性愛」自体がもともと幻想というか、「異性愛」をノーマルな基準として人間が勝手に考え出してカテゴライスしたものであって、そんなものは実は存在しないんじゃないか、とすら思えてくるのだ。

つまり、人間と人間が求め合う事については、白と黒できちんと分かれているものではなく、例えば、たまたま相手が男だったり女だったり、いつも男だったりたまに女だったり・・・とか、その広いグレーゾーンはきちんと線を引いてクッキリはっきりとした境界線で区切れるようなものなのではないのだ。

それは非難されるべき事ではないし、きちんと境界線を引こうとすればするほど無駄な苦しみが生まれる。だから、自分も周りも「それはそういうものだ」という程度に認識して、おおらかに受け入れたほうが良いのだ、という事がこの映画のテーマやメッセージなのではないか、とも思えたり、そんな深読みもしつつ、色々な事を考えたのだった。





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とりあえず「ブロークバック・マウンテン」については、今回で終わりです。
また思い出したように書くかもです。

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アズチグモ

以前「蜘蛛の糸」というエントリーを書いたのだけれども、今日もまた久々にクモの話なので、クモの苦手な人は読まないほうがいいかもです・・・。

アズチグモ


宅配便を受け取るため、庭に出た時、アタマに蜘蛛の巣の糸がひっかかったので、たぶんその時に何かの拍子でその蜘蛛は僕の服の中に入り込んだのだと思う。服のなかから飛び出したアズチグモを見て、いままで見たことのない色(半透明の乳白色)だったので「巨大なダニか!?」と思ったのだが、あとでネットで調べてみたら、どうも「アズチグモ」という蜘蛛らしいというのがわかった。

それが、毛虫とかそのほかの虫だったらどうなっていたかわからないけれども、とくかく僕は虫たちの中でも蜘蛛をひいきしているので(いつか地獄に落ちた暁には救ってくれるかもしれないから)、威嚇するアズチグモくんを紙の上にのせて、また庭にはなしてあげたのだった。


ところで、前回「アシダカグモ」のことを書いてから、ブログ読者の方にオソロシイメールを頂いたので、紹介してみる。
※ここから特に蜘蛛が嫌いな人は注意・・・

以下、頂いたメールの転載です。

--
その頃、私は暗闇が怖く、豆電球をつけて寝ておりました。
あれは深夜3時ごろ、ちょうどレム睡眠にさしかかったころだったようです。な
にしろ頬をつつくかすかな気配で目を覚ましたのですから。
それは、本当に遠慮がちで、ささやかなものでした。
「ツンツン・・・・・・ツン・・・ツン・・・」
こんな夜中に何事か、とそちらに目をやると・・・
「ドバッ!!」と、飛びのくものが。

アシダカグモ


寝起きが良いタチなのですが、すぐには状況を把握できず、目を凝らすと、黒っぽく脚の長い「彼」が、つぶらな目の横にある触手をワキワキしているのを見分けることができました。

どうやら彼も、「置物」と思っていたものが、突然動いたのにかなり動揺している様子。
ためしに、そろっと手を伸ばすと、「ズサッ!」と跳ねる彼。
もそっと手を伸ばすと、「サササササササササ・・・」と本棚の陰に逃げ込んで
しまいました。

いや、「ササササササ・・・」というのは嘘で、本当は本棚の前に、ダンボールで作った小さな文庫ラックを置いてあり、その上を歩いていったので、「パタパタパタパタ・・・」なんですが・・・。
それからも彼は私の部屋に限定して出没しましたが、いつも私を見つけると、「ビビクッ!」という感じで逃げていきました。もしかしたら、恐怖刺激を楽しんでたんでしょうか・・・。

てな感じです。

あぁ、そうだ。ひとつ、残念なお知らせがあります。
蜘蛛には、巣をつくるものと、そうでないものがいます。
巣を作ったとしても、糸で作るのではなく、土で巣を作るものもいます(いわゆ
る土ぐもとか)。

で。

家で見かけるのは、多分、ハエトリグモとかカトリグモと呼ばれるもので、「徘徊性」と言われるくも。
つまり、巣を作りません。

ので、びびびさんが地獄に落ちたとき、糸が降りてくることは、ない・・・かも
しれません(^^ゞ

--
(Nさんメールありがとうございました)


というわけで、残念ながら地獄に落ちた際には「アシダカグモ」は救ってくれるないらしい、残念である・・・。メールを頂いてから、怖いけどいつかやっぱり「アシダカグモ」の実物は見たいなあ・・・と相変わらず思っているのだった。



ところで蜘蛛といえば「スパイダーマン ヨ」がGW後半に公開になった。

あまり認めたくないのだけど、どうにもスパイダーマンというのは、ピチピチしていて時々セクシーだ。しかし、よくよく見ると、とても気持ちが悪いので、ビルの屋上からぶら下がってるスパイダーマンと窓越しに目があったりしたら、非常に不愉快な気持ちになるだろうなと想像してみたり。


GW中は映画館が混雑していてオソロシイ事になっているはずだから、ちょっとほとぼりがさめた頃に観にいこうと思っていて、そしたら、ちょうど明日、テレビ朝日で「スパイダーマン」を放送するらしいので、予習がてら見ようと思っているのだった。

「1」はどこかに行く飛行機の中で観た気がするのだけど、「2」は全然観た事がないので、DVDでもレンタルして観ておかないと・・・。





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