パワー・フォー・リビング?
数日前の昼間、確か2時か3時ころだったと思うけど、家事をしながらテレビをつけっぱなしにしていたら、あるCMに釘付けになってしまった。外国人の女性が視聴者に語りかけるというシチュエーションで、保険のCMとか健康食品とか、そういう類かな?と思っていたのだが、

とか、言い出したのでビックリしてしまった。
「神様って、いったいどこの神様のことだろう??」
CMの内容としては、電話をして申し込むと「いい事」が書いてある本を無料で送ってくれる、というような趣旨だったんだけど・・・。
いくらCMとはいえ、こんなダイレクトな宗教の勧誘みたいな内容を全国放送で流しちゃうテレビ局もテレビ局だけど、いったいその「パワー・フォー・リビング」ってなんなんだろう?
・・・とはてなマークでいっぱいになってしまったので、気になってネットで検索してみたら、本を出して配っているのは「アーサーS.デモス財団」という団体らしい。欧米でもCMや広告なんかをバンバン打って賛否両論・・・みたいな事が書いてあった。
日本の公式サイトを見てみたら「無宗派の非営利団体(NPO)」で、団体の目的としては、寄付を募ったりすることではなく、単に「パワー・フォー・リビング」のメッセージを広めることに献身する人が集まっているだけなんだそうだ。
公式サイト(日本)→http://www.powerforliving.jp/
まだ詳しく調べたわけじゃなくて、ネットであちこちに書かれていることを斜め読みしただけだから、なんともいえないけど。昼間から全国放送でCMを流して無料で本を配るだけの資金力を持った団体が、最終的な目的もなくただ「メッセージを広めるためだけに」大金を投じるなんて事がありえるんだろうか?

わりと身近でイヤな思いをしたこともあって宗教の勧誘とかってすごく敏感になってしまうのだけど、基本的に信仰や宗教は自由だと思っている。
でも、一番問題なのは本来「メンタルコントロール」とか「人と人が上手に生活していくための処世術」という事の手段であったはずの教義が、いつのまにか「生きる目的そのもの」になってしまうと、逆にたくさんの人が苦しんだり、争いが生まれてしまう。
一番恐ろしいと思うのは思考がマヒしてしまう、というか「正しいか正しくないか」という本来ものすごく曖昧な事を、ハッキリキッパリクッキリと「黒か白か」と決めてしまう事によって思考の柔軟性がなくなっちゃう事で、黒ともいえない白でもない、グレーゾーンのなかをウロウロしつつ、「自分はどう思うか?」と自問しながら納得できるポイントを探す作業をしなくなるという事だ。
「パワー・フォー・リビング」に関しては、「胡散臭いな」って思うくらいで、いまのところ良くわからないからなんとも言えない、ってところだが・・・。
本を取り寄せて読むのも自由だし、最終的に何らかの宗教団体へ誘導するようなものだったとしても、それを選び決めるのは本人の意思だから、なんの文句もないのだけど、
どうか「それは上手に生きていくための道具にすぎない」ということだけは忘れないでほしいな、と余計なお世話ながら願ったりしてみたのだった。
Blogランキング参加中です。
今日もクリックお願いします♪
→人気blogランキングへ
FC2のランキングにも参加中です。こちらももよろしくです♪
→FC2 Blog Ranking

とか、言い出したのでビックリしてしまった。
「神様って、いったいどこの神様のことだろう??」
CMの内容としては、電話をして申し込むと「いい事」が書いてある本を無料で送ってくれる、というような趣旨だったんだけど・・・。
いくらCMとはいえ、こんなダイレクトな宗教の勧誘みたいな内容を全国放送で流しちゃうテレビ局もテレビ局だけど、いったいその「パワー・フォー・リビング」ってなんなんだろう?
・・・とはてなマークでいっぱいになってしまったので、気になってネットで検索してみたら、本を出して配っているのは「アーサーS.デモス財団」という団体らしい。欧米でもCMや広告なんかをバンバン打って賛否両論・・・みたいな事が書いてあった。
日本の公式サイトを見てみたら「無宗派の非営利団体(NPO)」で、団体の目的としては、寄付を募ったりすることではなく、単に「パワー・フォー・リビング」のメッセージを広めることに献身する人が集まっているだけなんだそうだ。
公式サイト(日本)→http://www.powerforliving.jp/
まだ詳しく調べたわけじゃなくて、ネットであちこちに書かれていることを斜め読みしただけだから、なんともいえないけど。昼間から全国放送でCMを流して無料で本を配るだけの資金力を持った団体が、最終的な目的もなくただ「メッセージを広めるためだけに」大金を投じるなんて事がありえるんだろうか?

わりと身近でイヤな思いをしたこともあって宗教の勧誘とかってすごく敏感になってしまうのだけど、基本的に信仰や宗教は自由だと思っている。
でも、一番問題なのは本来「メンタルコントロール」とか「人と人が上手に生活していくための処世術」という事の手段であったはずの教義が、いつのまにか「生きる目的そのもの」になってしまうと、逆にたくさんの人が苦しんだり、争いが生まれてしまう。
一番恐ろしいと思うのは思考がマヒしてしまう、というか「正しいか正しくないか」という本来ものすごく曖昧な事を、ハッキリキッパリクッキリと「黒か白か」と決めてしまう事によって思考の柔軟性がなくなっちゃう事で、黒ともいえない白でもない、グレーゾーンのなかをウロウロしつつ、「自分はどう思うか?」と自問しながら納得できるポイントを探す作業をしなくなるという事だ。
「パワー・フォー・リビング」に関しては、「胡散臭いな」って思うくらいで、いまのところ良くわからないからなんとも言えない、ってところだが・・・。
本を取り寄せて読むのも自由だし、最終的に何らかの宗教団体へ誘導するようなものだったとしても、それを選び決めるのは本人の意思だから、なんの文句もないのだけど、
どうか「それは上手に生きていくための道具にすぎない」ということだけは忘れないでほしいな、と余計なお世話ながら願ったりしてみたのだった。
Blogランキング参加中です。
今日もクリックお願いします♪
→人気blogランキングへ
FC2のランキングにも参加中です。こちらももよろしくです♪
→FC2 Blog Ranking
人気Blogランキング | 【絵日記】 びびび与太話 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑