2007'01.22 Mon

305億枚のレジ袋

高校生の頃、某コンビニでバイトをしていたとき、同じレジ袋を何度も何度も持参してくるおばあさんがいた。推定年齢80くらいかな、気風が良くてよく喋る人だった。だった、ていうと死んじゃったみたいだけど、コンビニでバイトをしていたのは、2年くらいだったから、その後どうなったかは知らない。

そのおばあさんは、使用済みのレジ袋を毎回きれいに折りたたんで結び文の形にして持ってきていたので、それを解いて商品を中に詰め込んで渡してあげていた。

そのときは「ああ、昔の人だから、あんなビニール袋一枚でももったいなくて捨てられないのだな」という風に思っていたけれども、あれはとんだ思い違いだったのだな、と気がついたのはそれから15年近くもたってからだ。

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最近、レジ袋の有料化が全国的に広がってきて、なるべく「マイバック」なんかを使うことでレジ袋の使用量を減らしましょう、という動きになってきているけど、まだまだマイバックを持っている人の数はとても少ないように思える。

ところで、そもそもレジ袋を減らすメリットってなんなのかというと

(1)地下資源(石油)の使用を減らす→資源の枯渇
(2)燃やすときに出る二酸化炭素を減らす→地球温暖化

というのが二大ポイントだと思っていて、あんなピラピラと薄い袋とはいっても、日本全国での消費が年間300億枚以上、作る過程で石油を消費し、二酸化炭素を排出し、そのほとんどが再利用されることなく捨てられて焼却されているとすれば、さらにものすごい量の二酸化炭素が排出されているわけだ。



わからないゴミでも、ちょっとゴミのことについて書いたけど、私(びびび)の住んでいる自治体では「不燃ゴミ」として出すように明記されている乾電池が、ある方がお住まいの別の自治体では「資源ごみ」として回収されている、というメールを頂いた。

清掃事務は地方自治体の管轄で、その自治体によって人口も広さも出るゴミの種類も違うから、その場所にあわせたシステムを採用しているわけだけども、そのへんの事情はふまえた上で、全国どこに住んでいても出るような種類のゴミに関しては、もっと項目を広げた基準をつくって、できればリサイクルできるものは細かくわけて回収してれるようになるといいのにな、と思う。

レジ袋に関しても、いまは各自治体によって状況はバラバラなんだけど、改正容器包装リサイクル法を受けて、大手スーパーのイオングループがこれから全国規模でレジ袋を有料化すると発表したのをきいて、「さすが、ケチなイオングループ」と、ちょっと思ったが、この際、ケチがどうかは置いておいて、そういう動きは「民」のほうから自発的に広がっていくのは、とても良い事だと思う。

温暖化によって、地球環境がだんだんとおかしなことになってきているのは、よほど鈍感な人じゃない限り、誰もが感じているんじゃないかなと思う、というか思いたい。

根本的な問題はレジ袋を悪者にして、それを使わなくなったから「環境問題に貢献したぞ〜」と満足感を得ることではなく、それをきっかけにして、身近にもっと出来ることはないかな、と考える事だと思う。

もう奇麗事とかポーズとかでは済まないギリギリのところに来ているわけだから、例えばレジ袋みたいに、わりと簡単に手をつけられそうな部分からやってみるというのは良いことなのではないかと思うのだった。



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※Co2削減量の具体的な数値の部分ですが、たぶん計算間違ってると思うので、一度削除してあります。正確なソースが見つかったら計算しなおしてまた載せます。

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