びびびのゲイ夫夫★絵日記

ひとつ屋根の下で暮らす男二人のマンガ絵日記

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約束

●前々回のおはなし→招かれざる!?モンジロウ
●前 回のおはなし→クソガキだったころ

※続きものなので、初めてこのエントリーを見た方は、
前々回あたりから読んで頂けると
わかりやすいかと思われます。




一度も会った事はないけど、
オジジは不器用で優しい人だったそうだ。

それから、娘(僕の母)の出生届けの時に、
漢字を一文字間違えて申請してしまった
ウッカリな人でもあったらしい。

ある日、オジジが蒸発してしまったから、
オババは東北の田舎町を転々としながら
女1人で子供2人を育てた。

子供達が独立すると再婚したけれど、
それからもずっと仕事を続けていて、
定年で退職した後も
「どうしても手伝いに来て欲しい」と頼まれて
週に何度か出勤している。

小さいころ1人で遊びにいった時は、
いつもオババの働いていた会社の休憩室で
僕は座って本を読んでいた。

オババの同僚のおばちゃんが
コップいっぱいのトマトジュースを持ってきてくれたけど、
トマトが嫌いだった僕は一口も飲めなかった。

せっかく気を使って持ってきてくれたのに
悪い事をした、といまでもたまに思い出す。

うちの家庭はとにかくめちゃくちゃで、
離婚だとか愛人とか知らない兄弟がいたり、
親戚もどれが誰の親戚なのかよくわからない状態。

ナントカサスペンス劇場みたいに
愛憎乱れすぎて「そのうち誰か死ぬ、絶対!」
という状態になったので、

一時期オババの家に一緒に住んでいた。
本孫ではない僕に厳しかった義理のオジジの目を盗んで、
オババはコッソリとお年玉やお小遣いをくれた。


義理のオジジが死んで、
葬式の手伝いにいった時、
オババは一度も涙を見せなかった。
独りになってしまったオババのために
僕がかわりに泣いた。


凛とした「強くて優しい人」がどういう人か、
身をもって教えてくれたような気がする。

あんなオババはこの世に1人としていない、
と僕は思う。

オババが望むなら、なんでもしてあげたいと
僕は思っているくらいオババの事が好きだ。




070224-1.jpg


オババが帰る日、
電話で「次に来たときは、きっと車であちこち連れていってあげるからね。」
と約束をした。

「帰ったらまた絵葉書でも送るネ」といって
オババは帰っていった。



オババは確率的に言えば、
たぶん僕よりも先にこの世からいなくなってしまう。
だから、僕はすこし焦ってしまう。


絵の仕事は、はじめるのは簡単だけど
続けていくのはとても難しい。
モチベーションが下がってしまったら
そこで終わりだからだ。

なりゆきで始めてから5年目くらいで
モチベーションが続かなくなってしまい、

一番喜んでくれる人に、
僕が「ちゃんと立派にやってるよ」という証を
見せたいと思っていて、

つまるところ、僕の目標とするところは、
そのあたりなのかもしれない。

そういう動機が正しいことなのか、
間違っている事なのか、
よくわからないけれども。






でも、いまのところ

070224-2.jpg

と、思ったりしているのだった。





長いので3回にわけたけど、
この話はとりあえずおしまいです。

3日連続で読んでくださった方、ありがとうございました。




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