屋形船のおはなし（前）

今朝「あとで書く」とかうっかり書いちゃったので・・・

屋形船のおはなし・前編


乗船場に集合予定の時間から逆算して一日のスケジュールをたてておいたのに、やっぱりギリギリになって駅までダッシュしたのだ。



さっさと電車に乗ればいいのに、駅前のスーパーに寄り道。
なにを買ったかというと「ポッカレモン１００」

呑み放題のメニューが「ワイン・焼酎・ウイスキー・ビール」と事前に聞いていたのだけど、ビールを飲み続けるのもイヤだし、かといって生グレープフルーツサワーなんて可愛いものはきっとないだろうなあ･･･なんて思っていて

だったら焼酎とお水をもらって、「ポッカレモン100」をたらしてレモンハイを作っちゃえばいいじゃん♪と思ったからだ。





いざおふねに乗ってみたら、きいてた3倍くらいメニューがあって、ウーロンハイもレモンサワーもあったから「ポッカレモン１００」なんて全くいらなかった。

ちなみに二つ持っていったのに、家に帰ってきたら二つともなくなってた。あのポッカレモン１００はいったいどこへ･･･。




さて、船が出る予定の時間ビッタシに品川駅について、タクシーに乗った。

一応地図をプリントして持ってきていたのだけど、歩くと15分くらいかかるし、なにしろ「それでよく車なんて運転するよね」と言われるくらい方向音痴なので、乗船場まで絶対に辿りつけない自信があった。


それなのに、そのタクシーの運転手。
品川の駅前を流してたくせに「場所がよくわからない」とか言い出す。
「ここなんですけど」と言って地図を差し出すと、おもむろにでかい虫めがねを持ち出し、地図をくるくる回しながら「わっかんねえなあ･･･なんだこの地図はぁ」とかブツブツ言ってる。


やばい･･･これ絶対「久々に大はずれクソタクシーに、よりにもよってこんなタイミングに乗ってしまった。」と、タクシー運転手が地図をくるくるした時点で思ったから「船がでる時間がもう過ぎていて待たせてしまっているので、場所わからないなら降ります」と言うと


「ええ、そりゃ大変だ」とか言って、おもむろに急発進。





地図をみながら、猛スピードで走るもんだから、危うく前の車にぶつかりそうになったり、いきなりUターンしたり運転が自由すぎ。「こういう人はタクシーの運転手になっちゃいけない」っていう基準がタクシー業界にはきっとないのに違いない。


あまりにオソロシかったのですごく長くタクシーに乗っていた気がしたけど、5分くらいで乗船場に到着した。散々、持参した地図について逆ギレされたあげく「乗船場の看板の出し方もわかりにくい」とか捨てゼリフまで吐いたこの運転手。「あんた、できるだけはやくタクシーの運転手やめてください。みんなの幸せのために」と本気で思った。



後編につづく。




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※ちなみに乗ったおふねはこちら↓
http://www.o-edo.net/top.shtml