クリスマスは自分が料理を作ったり、いろいろと準備をしたので、大晦日と正月はGoさんが雑煮を似たり鍋の支度をしたり、年越し蕎麦を作ってくれたりしたので、自分はひたすらTVを観ながら、上げ膳据え膳で楽してしまった。
近くの神社で破魔矢と破魔弓を買った。Goさんは破魔矢と干支の本を買ったのだけれども、家に帰ってから見せてもらうと、自分の干支と宿命星が違うのに気がついた。というか30年近く、そうだと思っていた干支が違っていたのって、すこしショックだ。
1月8日が誕生日なのだけれども、元旦から節分の前日までが誕生日の人は、前年の干支と宿命星が適用されるそうなのだ。だから、前に書いた土星人じゃなくて実は金星人の人なのだった。でも、どちらにしろ去年が大殺界だった事に変わりはないのだけれども・・・。
3日は実家に帰って、家族で食事をした。炊事をしてくれるおばちゃんがいなくなってから、実家の正月には「おせち」というものが存在しないのだけれども、黒豆だけは毎年もらうのらしく、黒豆とお歳暮のハムとあとはすきやきというよくわからない食卓だった。酒が進んできて、少子化がどうとかいう話になると、父親は「君たちみたいに子供を作らない人が云々」とか言い出すし、母親は「お友達が集まると、みんなは孫の写真を持ってくるのだけれども、私は猫の写真を持っていくの」と無邪気に話す。正月早々から、変なプレッシャーをかけられた気がして、酔いも廻るし、とにかくいたたまれない気持ちになってしまった。
年末にヨーロッパに行っていた母親から財布をお土産にもらった。FRULAって下品なロゴも入っていないし、リーズナブルでいいなあと思うけれども、最近は革小物はWhite House Coxと決めているのだった。それでも、ちゃんと自分の事を思ってくれているんだなあという気持ちが嬉しくて、箱をあけて何度も見てしまった。
自分も旅行に行ってお土産を買ったり、プレゼントを選ぶのが割と好きだ。相手の事を思い浮かべながら、「この人は普段こういう服を着ているからこういう色とかデザインが似合うのでは」とか「一緒にご飯を食べに行った時に、こんなものが好きだったから、これを送ってあげたら喜んで食べてくれるかも」とかね。でも、そういう事には、それなりに時間もお金もかかるわけで、それからその人のセンスが如実に現れるものだから、手は抜けない、と思う。
あまりブランドにはこだわらない方だし、だいたいブランド・ロゴは裏側に入っていても、良いものは素材とか縫製とかデザインで明らかに違うわけだし、そういうものをさりげなく着たり、身に着けているのが格好良いなあと思う。自分もそういう大人になりたいと思う。
全身適当な洋服を着ているのに、カバンだけ「ルイ・ヴィトン」とか「グッチ」みたいな格好をした若い子がよくいるけれども、あれを見るたびになんだか微妙な気持ちになるのは自分だけだろうか・・・。一点豪華主義というのは生活の事を言うのであって、チグハグなコーディネイトの免罪符の事ではない気がするんだけれども、どうなんでしょうか。
あと財布をもらったので思い出したけれども、「彼氏にあげるプレゼントランキング」みたいな感じのものを見ていたら、財布がけっこう上位にきていて「財布は自分で買わないもの」という風に思ってる男がけっこう多いみたいだった。金運のある人から財布を買ってもらうと自分の金運があがるみたいな話があるみたいだけれども、個人的には財布は自分で、その時の自分に見合った、ブランドなり機能なりを吟味して買うものだと思っている。レシートや領収証の類を入れたままにしておかないというのは気をつけてはいるけれども。
話がそれたけれども、孫がどうこうという雲行きの怪しい話になってきたので、そそくさと実家を後にしてGoさんと待ち合わせ。いつも行っている飲み屋に年始のご挨拶周り。といっても、二人ともそんなにアチコチ行くほうではないので、2,3軒なのだが。最後に行こうと思っていた飲み屋が4日からの営業だったので、なんだか気が抜けてしまって、帰るのも面倒くさいし、そのままホテルへ。
コンビニで買った入浴剤が泡風呂で、ジャグジーのスイッチを入れたら泡だらけになってびっくりしたけど、泡風呂ってとてもドリーミー。浴槽から溢れた泡でバスルームがいっぱいになって、まるで雪が積もったみたいに見えた。浮かれて「ヒルズ族になってメゾネットに住んで、お風呂はジャグジーにします」と抱負を語ってみた。笑われたけど。
ウルフルズの「サムライソウル」って最近ラジオでよく聞くけど、あれ、何度聞いてもちょっと涙腺が緩くなるのだ。2番の歌詞で「君が笑って見守ってくれていれば、俺は何でもできそうな気がする」という趣旨の部分があって、なんだかそれを聞くとGoさんの笑顔を思い浮かべてしまう。
次の日は、午前中から夕方まで新宿をウロウロしながらショピング。時間が遅くなるにつれて、どんどん人が増えてきて、二人とも人ごみは苦手なのでちょっと人酔いをした。Goさんが少しはやい誕生日プレゼントにおそろいのリングを買ってくれて、家に帰ってさっそくはめてみた。
デパートで小さなダイヤのついたチタンのリングに見とれていて「はめてみませんか」と、横にぴったりついた店員の人に激しく接客されていたのだけれども、はめてみたら買っちゃいそうなので、やめておいた。あんまり、身を飾ったりするのはやめようと決めてからはアクセサリーはほとんど身につけなくなったのだ。でも、Goさんにもらったリングはあのダイヤのリングよりもキラキラしていて、指でグルグルまわして、ちょっと手を遠くにかざして見ながら、ついニヤニヤしてしまう。
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