輸入されたゲイ




エロとかポルノを追及するのだったら、
ゲイとかホモとかのほうがいいんだろうけど、
そこから「関係性」とか「生活感」みたいなものが想像できないな、と。
言葉のもつイメージってとても大事だと思うのです。
とかいって、自分もかなり乱雑に扱ってるので、
こんな事言えないけど(汗)
ゲイ・ホモ・オカマ・同性愛など、
どれもまず一番先に「性行為」が立っちゃってる気がして、
それは、セクシャルマイノリティの受け皿が
風俗とかポルノにしかなかったという歴史的な事情を考えると、
仕方のない事なのかもしれないけど、
もちろん、性行為もポルノも否定するわけではないし、
それはそれで必要というか、ないと困るんだけど、
もうちょっと、ゆるやかに全体を包むイメージが欲しいなと。
欧米で"homo"が侮蔑的に使われている事情から"gay"を使うようになって、
それをそのまま輸入して使ってるから、
そもそも、日本の言葉じゃないわけで、
ほかにも戦後アメリカから持ち込まれた言葉が
変化して(間違って?)和製英語になったりしているから、
「ゲイ」に限らないのだけど…。
それから異性愛者の事を「ノンケ」という隠語をいまだに
使っているのもどうなんだろう…と。
だからといって「ストレート」っていうのも、ちょっと違う気もしたり。
ビアンの人たちにしても、
「レズ」とか「レズビアン」だと、(男性向けの)ポルノのイメージが強くて、
それがイヤで「ビアン」ていう風に言い出したのではないかな。
ともかく、日本オリジナルな、
「同性愛」という意味も含みつつ、
語感のいい言葉ってないかな?と思ったりしてます。
ではでは。
【今日もクリよろしくです❤】
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人気Blogランキング | 【4コマ】 2010年 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑
衆道……なんていかがでしょうか。
日本の言葉だし(^^ゞ
僧侶とか武士の、「男同士の友情」なんてのもチラッと感じられそうな気がしますし。
あと、日本書紀に、「アズナヒ(阿豆那比)の罪」という言葉が出てきます。
二人の祝(ハフリ……神職のこと。男性)さんが、あまりにも仲が良くて、片方が亡くなった後、もう一人が後を追うように死に、一緒に埋葬されるんですが、そのことが「アズナヒの罪」と呼ばれてるんです。
いったいどこがどう悪いのかちゃんと説明されてないので、アズナヒが何を意味するのかわかってませんが、この二人の祝は、日本最古の同性愛の記録だと言われています(何しろ日本書紀は日本最古の書物ってことになってるんで)。
……というところから、「アズナヒの関係」なんてのはどうかと……。
「罪」というのはやな感じですが、日本神話は恋愛(不倫にも浮気にも略奪愛にも)には甘いので、同性愛自体が罪というわけじゃなく、「違う神社の神職さんが同じところに埋葬されたのが罪なんじゃないか」と言われてますし。
どうでしょう??
| のりちゃん | 2010/02/23 08:35 | URL | ≫ EDIT