びびびのゲイ夫夫★絵日記

ひとつ屋根の下で暮らす男二人のマンガ絵日記

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アヒルの子【6/4】 ゲスト★内田春菊

アヒルの子
ポレポレ東中野6/18(金)まで上映中です。


性的虐待・家族・ヤマギシ会


100606-3.jpg


暗黒のオーラ


男子の感想
※男子の感想はこういうのが多そうですね。


内田春菊トークゲスト


内田春菊トークゲスト


アヒルの子パンフレット


はじめ、ぐーさんから、
「君は不安定になりそうだから観ないほうがいいのでは…」なんて
言われていたのだけど、
実際観てみると、そんな事は全然なく、

それは結局、
家族みんなが「ほんとはいい人」
もしくは、「ホントはいい人という描写」を
されていたからかもしれません。



だから、あんまり自分の現実とは
リンクしなかったのかも。

清々しい気持ちには全然なりませんでしたけど、
嘘臭い大家族ドキュメンタリーとか、
嘘臭い仲良し家族ドラマ幻想に毒されているヨノナカには、
こういう映画も必要なのだと思いました。

だって、現実はもっともっとひどいのだもの。
でも、直視して正面からぶち当たって行く人たちばかりだったら、
とっくに家族システムは崩壊してるでしょ。

いまでも崩壊してると思うけど、
表面上、そうでもないように見えるのは、
やっぱり皆目をつぶって生きているからで、

家族にも自分自身にも目をつぶってるから、
自分ちの隣で子どもが虐待されて殺されても、
わからないほど鈍感になってるのかもしれないな、と。




映画については、
撮影されたのが6年前らしいので、

当時とは考え方も状況も
変わっているのだろうなーと思ったり、

それにセルフ・ドキュメンタリーなのだから、
つっこむ筋合もない事なのだけど、
個人的に気になったポイントがいくつかあって、

(1)あの終わり方というか、解決の仕方でよかったの?
(2)母親のやっていた宗教ってなに?
(3)ヤマギシ会同級生の最後に登場した人に会った時の
   主人公の明らかな立ち位置の変化

という3点なのだけど、

特に終わり方が、お話としての落とし所というか、
「わりと大騒ぎした割にそれでよかったの?」と
拍子抜けしてしまいました。






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ahirunoko.jpg

●関連リンク
・「アヒルの子」オフィシャルサイト
・ポレポレ東中野
・白鳥になりたいのよ、わたし




★追記(2010/6/9)

なんか、勝手に観に行って
勝手に感想書いてたのですが、
「アヒルの子」のプロデューサー、
ノンデライコの大澤さんからメールを頂きました。
ご丁寧にありがとうございますm(_ _)m

ブログ掲載可になっていたので、
そのまま載せてしまいます↓ ↓ ↓

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映画のこと、マンガに描いて下さってありがとうございます!。
誤解を恐れずに言うと、大変面白かったです。

『アヒルの子』は女性の引きは強いんですが、
男性からの「ぶっちゃけ、めんどくせえ!」という正直な視点は、
あったとしてもなかなか言いづらいので、
こちらには聞こえてこないんですよね。

そういう意見も是非聞きたかったし、
それを嫌味ではなく描いて下さっていること、
嬉しく思いました。

何よりも小野のブサイクっぷりが素晴らしい!。
本人も爆笑しておりまして、大変喜んでいます。

是非ブログでリンク張って紹介したいと言っておりました。

あともしよろしければ、こちらのマンガをプリントアウトして、
公開期間中に劇場階段のところに
掲示させてもらえたらと思うのですがいかがでしょうか。


----------------------------------------------

そんなわけで、小野監督のブログにリンク貼っていただいたのと、

掲示についても、
「逆にこんなん貼っちゃって大丈夫だろうか?」と
思いつつ、漫画のデータをお送りしたので、
劇場に行ったら貼ってあるかもしれません。

上映期間も残りわずかですが、
DVD化する予定はないようですので、
興味のある方は、ぜひ劇場に足を運んで
ご覧になる事をおすすめ致します。





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COMMENT

 ワタシは、明らかに見ない方が良さそうです... 家出して23年ちょっと、親に会ったら絶対○してしまうと思うので。

 きっとビビ様の方がお辛いと思いますけど。私は、元から親子の情が薄いので...

| tsao2 | 2010/06/06 21:04 | URL | ≫ EDIT

skeleton in the cupboard

英語には「押入に骸骨」という表現がありますが、「人に知られたくない事情、秘密」の意味があり、よく「どの家庭も押入に骸骨を隠している」という風に使われているのを聞きます。最初聞いた時、家にガイコツって物騒な(笑)!と思いましたけど、確かにその通りですよね。
私の場合、親の事はもう許したとゆうか自分より人間的に未熟なのだと分かったら納得いったし、離れて住んでる分には全然大丈夫です。未だに父親とはあんまり連絡取ってないけど(笑)。
それにしてもびびさん、内田春菊さんが好きなのかぁ。私的には当たり外れがあるんですよねあの人の漫画。

| フラニ | 2010/06/07 04:59 | URL |

アヒルの子

●tsao2さん>

>親に会ったら絶対○してしまう~

実行に移すかどうかは別として、
そういう気持ちを抱えている人は
けっこうたくさんいらっしゃるのでは?と思います。

どうやって解決するか(または、しないで離れるか)は
人それぞれだと思いますが。

映画を見て、自分は特に
気持ちが揺れたりはしなかったんです。

理由はたぶん、解決するための方向性というか、
内にこもって掘り下げていくか、
外側に向かって行くか…の違いかなと思いました。
(書きだすと長くなりそうなのでやめます)


●フラニさん>

自分は大人になるまでずっと、
「家の床下には誰か人が埋まっている」って信じてました。
でも、ほんとにいたら怖いですよね。

自分も、ぶつかっていくよりも、
距離を取る事を選びましたけど、
諦めた、というか「もう無駄にエネルギーを消耗したくない」と
思ったからなんですよね…。

内田春菊さんについては、
中学生の頃からファンで(*ノノ)、
全部ではないですが漫画もけっこう読んでます。

悪口がけっこうシビアなんで、
時々、ギクッとしますけど…。

| びびすけ | 2010/06/09 17:04 | URL |















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